2008年04月02日

 今日から新年度がスタート。注目されていた暫定税率期限切れによるガソリン価格の値下げがいよいよ始まりました。
 上越でも早速、赤字覚悟で値下げを断行するところも現れ、そこに待ちに待ったドライバーが車の渇きを癒やすべく行列を作るなど、国民の生活が目に見えて大きく変わる瞬間を目の当たりにします。
 与野党が激しくつばぜり合う中で今後、暮らしへの影響をどこまで最小限に食い止めることができるのか、又、建設凍結を敢行した本県はどのような対応を行っていくのか。要チェックです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2008年03月27日

 NZ最後の朝は7時にお目覚め。ホテルの最上階へと上がり、バイキング。外の景色を眺めながら、いつもよりもゆっくりめに朝食をとります。
 
 朝食後はテレビで現地ニュースを見ながら荷造り。ほんの数泊でしたが、馴染みとなった部屋といよいよおさらばです。そして集合時刻に合わせるべく8時30分チェックアウトに。ところが、ここでトラブルが発生。受付の方が英語で私に「禁煙の部屋なのに、あなたはタバコを吸ったでしょう。空調機を整備したので、その追加料金50ドル(約4000円)が発生しています。(私なりの訳)」と言ってきたのです。
 はてさて!?私の記憶が正しければ、私はノンスモーカーのはず。それに、追加支払いに該当するのは部屋の冷蔵庫からミネラルウォーターを2本飲んだことくらい。その私がなぜに??そこで、無実を証明すべく、英語で反論しました。ところが、それでも全く耳を傾けてくれず、話は平行線に。
 するとそこに救世主が登場しました。同僚の石塚健議員です。彼の姿を見た瞬間におつむが「ピーン!」。ナゾは全て解けた・・・。そうです。一昨日の夜、確かに石塚議員が私の部屋に来てタバコを吸っていました。その事実を受付の方に告げると、「そうでしょ、私は間違っていなかったでしょ。」といった具合に50ドルを請求。2人で25ドルずつ支払い、ようやくチェックアウトが終わりました。
 すでに集合時刻に差し掛かっていたので、すぐにバスに。現地のガイドさんにこのトラブルについてお話すると、「安く済んでよかったですね」と笑顔で返されました。どうやら、NZでは本来、禁煙を破ると200ドルの罰金が課せられるため、それを考えれば安いものだとの発想からきてるみたいです。さすがは幸運の国NZ。考え方が前向きです(笑)
 
 9時、在オークランド総領事館に訪問。「NZの概要」や「地方自治制度」などについてレクされた後、意見交換。私は、①中国とのFTA締結が間近に迫る中、今後の日本の戦略について、②かつて貿易保護主義だったNZが急激な規制緩和を行ったことによる弊害(例えば郵政事業など)と、その中での地方自治体の役割について、の2点について伺って参りました。
 
 意見交換終了後、いよいよNZとおさらばするべくオークランド国際空港へ。乗り継ぎとなる韓国ソウルへ向けた、エコノミークラスによる12時間耐久の旅の始まりです。
 ところで、空港でもちょっとしたトラブルがありました。指定された座席に向かうと、私一人だけが同僚議員とかなり離れた場所に。なぜに???航空券発行カウンターで「窓際と通路側のどちらがいいか」との問いに対し「窓際」と答えたのがいけなかったのでしょうか。とにかく、まだ誰も座っていない隣の座席に、「とにかく大きな人間でありませんように」と心から祈るばかりでした。
 私の祈りが通じたのか、隣に座ったのはスラリとした初老の女性。NZにお住まいの方で、妹に会いにロンドンに向かうところだとか。互いに興味があるせいか、NZのことや日本のこと、互いの家族のことなど話が弾みます。いやー、忘れかけていた英語の勉強になりますね。これもトラブルあってのもの。トラブルを楽しまなくちゃ、ですね(笑)
 
 12時間の長旅に耐え韓国・仁川空港に到着。一同そのままホテルに向かい、一旦荷物を部屋に。そして余力のある同僚議員3名と共に近所の焼肉店へ。本場の味に舌鼓を打ちつつ、明日を考えて早めの戻り。いよいよ明日、視察最終日です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2008年03月24日

 今日は午前中、オークランド港を視察。その規模は、新潟港や直江津港を大きく凌駕。それに街中にこれほど密接した港も珍しいのではないでしょうか。その意味では、直江津港も街中に密着しているので、ぜひ参考にしたいものです。
 昼食は、独立行政法人日本貿易振興機構「ジェトロ」の所長と懇談。NZ一般政治経済事情について伺いました。なかでも興味深かったのは、「NZ市場では、例えば寿司など、まがいものが市場を占めている。今、本物を紹介しておかなければ、後から入ってきたということで、本物が偽者扱いされかねない。」、「いいものをより安くという視点だけでなく、いいものは高くても売れるとしたブランド戦略をもって、高付加価値をつけて市場に売り込むべき」、「ワーキングホリデー(1年間働きながら滞在する制度のこと)をもっと宣伝し利用すべき。若いときに自発的に来たいという人を大切にすることが将来に間違いなくつながるはず」、「日本人の謙虚さは美徳だが、来た人来る人にはそれでいいが、売るときには100%を120%に見せるべくガンガン売り込むべし。そして自国や自分の地域を決して悪く言ってはならない」などなど、文字数の関係上ここでは省略しますが、たくさんの鋭い指摘を頂戴することができました。所長、ありがとうございました。
 
 懇談後、市街地から西へ40kmほど離れたワイナリー工場を視察。四方を海に囲まれたNZの海洋性気候はワイン造りに適しています。本格的な生産を始めたのは1980年代からと歴史の浅い中で、ワイナリーは400以上にものぼる急成長産業。
 試飲をさせてもらったのですが、その受付にいたのが、昔女優をしていたというペネロペ似の超美人さん!どうりでたくさんの人がいるわけだ(笑)

 ワイナリー視察後、街の八百屋にお邪魔。NZ人の暮らしを彩る品々と新潟のそれとを、お値段や品質の観点から見比べてきました。お値段はちょっぴり高めという印象。そして品質は虫食いがあったり欠けていたりと、日本ではまず売られることのない野菜や果物たちが籠の中でひしめいていました。見かけは悪くても安全な証拠ということですかね。いずれにしてもNZ人の大らかさに感服です。

 夕食は宿泊先ホテルの最上階にて。NZ最後の夜として、サラダとラム肉とチョコレートデザートを頂きました。
 さあ、明日はいよいよNZを発つ日。正直、名残惜しさを感じてしまいます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2008年03月24日

 海外視察2日目。今日はオークランドを約300km南下し、「ワイラケイ地熱発電所」へ向かいました。
 NZは北島と南島と周辺の島々に区分されますが、そのうち北島中央にある3つの活火山周辺は長さ241km・幅50kmの主要地熱地帯であり、そこに目をつけた政府が50年以上も前に、世界で2番目となる地熱発電所(1番目はイタリアのラルダレロ)を設けたのです。
 地熱の利用とは、地下に存在している高温の岩石によって熱せられた地下水のエネルギーを利用すること。ボーリングによってこの高圧の熱水を汲み上げると、圧力に伴って沸騰が起こり、蒸気となって噴出する。この蒸気をパイプラインを通じて、地熱地帯の中心から約2km離れた発電所へと送られるというわけです。なお、使用済みの蒸気は、タービンによって冷却した後、ワイカト川に放流されています。

 原子力を持たない方針のNZでは、エネルギーは70%が水力発電でまかなわれ、その他は火力発電、そして地熱発電(4%)によるもの。現在は風力発電も進めているそうです。
 このように、とにかく「自然」をとことん意識した姿勢には脱帽です。ですが、現在検討中の中国との自由貿易協定(FTA)が締結されれば、それ以降、経済成長が更に加速する可能性が大でしょうから、それに伴い人口の増大が見込まれ、現在のエネルギー供給量ではまかないきれなくなる将来が近く訪れるのでは。こうした未来に対しNZ政府はどのような政策をうってくるのか。日本に戻ってからも注目して参りましょう。
  
 発電所視察の後は、帰りの道中にあるNZ最大の湖「タウポ湖」付近にあるエビの養殖工場を視察。休日のため残念ながら工場はお休みでしたが、周辺が観光地化しているのには驚きました。
 さながら釣堀のごとく、エビつり用の大きなため池がいくつもあり、その周りをカップルや親子が糸を垂らしながらゆったりとエビ釣りを楽しんでいるのです。そのほか、渓流ボート下りがあったり、ゴルフの打ちっぱなしがあったり、お土産センターがあったりと、大勢の観光客を呼び込んでいるのが印象的でした。

 エビ視察を終えると、再び3時間ほどかけて市街地中心部へと戻り夕食。そして早めに就寝して一日が終了です。

 今日はバス車内にいる時間が多い一日でしたが、おかげでガイドや運転手とNZについてたっぷり話すことが出来ました。先住民族であるマオリ族とイギリス人との争いの歴史、NZの特色たる農業と観光、近年の国内政治の流れ(特に保護主義から一気に規制緩和に切り替えた点について)、今年1月に弾けたバブルによる経済の動向について等々。
 結論として、NZでは一極集中化や若者の人口流出など、新潟県と似たような課題を抱えつつも、ゆったりとした楽観的な国民性が危機感を微塵たりとも感じさせていないのがスゴイ。青い空と海のもと一人一人がそれぞれの人生を楽しんでいるように見えてなりません。

 どうやらNZは「幸運で幸せな国」・「クリーン・アンド・グリーン」をイメージ展開しているそうな。そう考えると、まさにひとりひとりがこのコピーを体現していると言えます。
 翻って、新潟県は一体どんなイメージを展開しているのか。知事は、「誰もが生き生きとした希望の持てる社会」と言っていますが、それだけではないもう一歩踏み込んだイメージ作り・イメージ戦略が必要なのではないでしょうか。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2008年03月24日

 エコノミーの10時間機内泊によりちょっぴりお疲れモードの中、いよいよNZ・オークランド国際空港に到着。迎えのバスに乗り込み、早速オークランド市街地内を視察。日本と異なる風景に心を躍らせつつも、街並みを要チェック!
 
 「シティ・オブ・セイルズ(帆の街)」との愛称で親しまれるオークランドは、NZ人口のおよそ1割の約40万人がひしめくNZ経済の心臓部。港町としてだけでなく、高層ビルが建ち並ぶビジネスの中枢であり、多様なお店やレストラン、エンターテインメント施設などが集まる文化発信地ともなっています。港にはヨットやボートが溢れんばかりにあり、ここで行われる世界的に有名なヨットレース「アメリカズカップ」の時期には、町中が興奮のるつぼと化すそうです。
 加えて、移民が4割を占め、その人種間が織り成す熱のハーモニーが、街の活気を更に盛り上げています。
 街の感想を一言で表せば、まさに「コンパクト」。坂道が多く雑多ながらも、お洒落にうまくまとまった街ですね。新潟県とは、年間を通じて四季の少ない温暖気候という好条件に恵まれている点で大きく異なりますが、同じく港を擁する街として非常に参考となるのではないでしょうか。

 ひとおおりオークランド市内を視察した後、ホテルにチェックイン。そして夕食。機内食から数えると、一日にこれで4食となる算段。胃袋も少々疲れ気味です。
 夕食後、同僚議員とともに港に面した小洒落たパブへ。どこに行ったらいいのか分からなかったため、若者集団の流れについて行ったら見つけたナイススポットでした。新潟港ないしは直江津港にもこうした場所があったらいいですね。

 機内泊と食べすぎのダメージを解消すべく、パブでの飲酒をほどほどにしてホテルにバック。明日から本格的な視察となるため早めの就寝です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加