2007年09月09日

 時計を見ると、なんと朝4時。ベッドから飛び起き、すぐさまパソコンに向かい質問準備を開始。ビックリしたせいか頭も冴え、次々に質問が頭に浮かび上がってきます。
 8時30分、議会入り。質問案をプリントアウトし内容の推敲に入ります。各々の質問時間に特段の制限はありませんが、私に与えられる時間は長くて20~30分。その中でどう質問するかは、委員会中にどれだけ質問内容がカブるかにかかります。
 10時、「2014年問題対策特別委員会」開会。中心テーマは「上越地域の課題と並行在来線問題」です。冒頭、県交通政策局長の説明から始まり、いよいよ質疑開始。委員一人一人の質問を注意深くチェックするとともに、答弁にも集中して耳を傾けます。すると予想通り質問がカブるカブる・・。それでも納得のゆく答えに至っていないと感じた質問については角度を変えて聞くべく残し、それ以外のダブり質問は大きく×して削除します。
 午前中だけでは終わらず、質疑は午後に持ち越し。13時再開。私の質問はやはり最後でした。
 今回伺ったのは大きく3つ。
①6月14日同特別委員会の課長答弁で「公表できない数字もある」とあったので、現時点で公表していない数字があるのか否かを確認。⇒公表していない数字はない
②「並行在来線の在り方懇談会」がシミュレーションによって提示した公共負担総額386億円は、全国の事例を参考に人口推移などの数字に基づき推計したもので、リストラなどの経費削減や広報活動など収益を上げるような経営努力をどのようにモデルに組み込んでいるのが不透明な内容です。そこで、経営の視点に立った推計はあるのか否か。あるとすれば①で虚偽の答弁をしたことになりますし、無いとすれば、その推計も早急に行うべきと要望。
⇒2010年までに行うと約束(私はこの日程では遅いと考えているので、今後前倒しして頂くべく改めて追及して参ります。)
③以前から私の唱えるDMB(デュアルモードビーグル)による運行の提案を基に、どれもこれも出来ないと否定する消極的な姿勢ではなく、具体的にひとつの政策を提示し、それをどう実現させるかといった前向きな姿勢で今後取り組んでほしいということを要望。⇒これには答弁を求めなかったので答えは無し
 以上で質問が終わると、委員会も終了。質問時間は今回10分程度でした。
 夜、私の政策秘書時代の盟友である鈴木県議会議員が福井県から視察に来たので一杯。気の置けない仲間との楽しいひと時で夜は更けていきます。

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2007年09月09日

 今日は朝5時に起床。北海道視察で溜まっていた疲れで重たくなっている体を無理やり起こし、6時からのセミナーに参加。眠たい眼を必死で開きつつ、経営にあたっての心構えなど、貴重なお話を伺って参りました。
 その後、一旦自宅に戻り事務処理。昼過ぎ、高速バスで県議会へ。明日「2014年問題対策特別委員会」があるため、質問準備をするべく前日からの新潟市入りです。
 早速、取り寄せていた各種資料を精査。最年少議員の悲しいサガか、質問する順番はおそらく一番最後となるので、ダブりがあることを前提に質問を考えます。
 途中、来客対応などしていると、気づけば会派室の終業時刻。準備もまだそこまで進まなかったため、大まかな基本方針や問題意識だけを箇条書きにして一旦ホテルへ。
 夜、マスコミと夕食。明日のことを考えて酒は控えつつ、県政の近況などについて懇談。その後、ホテルに戻り、ベッドに横になりながら資料を読んでいるうちに・・・気づけばなんと翌日の朝4時!ビツクリです。さてさて、質問準備はどうなることやら。
<続く>

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2007年09月09日

 視察最終日。朝、釧路市内の魚市場に行き「勝手丼」なるもので朝食。まずご飯を買い、その上に刺身だのイクラだのお好きなネタを乗せて食す自分オリジナルの丼です。観光客の財布を狙っているせいかお値段は割安を感じづらいですが、獲れたてのネタはとても新鮮でお味の方はバツグン。北海道ならではの食を堪能させて頂きました。
 以上で「民主にいがた」の北海道視察が全行程終了。2泊3日と大変お世話になった運転手とバスガイドさんに別れを告げ、釧路空港から新千歳空港を経由していざ新潟空港へ。空港ごとで待ち時間がかなりあるため到着は16時過ぎ。そして車で上越に帰ります。夜、上越市内で2件の会に参加して一日が終了。4日ぶりの帰宅です。
 今回の視察を振り返って感じたのが、「環境」と「経済」とのバランスをとる難しさです。例えば、知床半島では世界遺産に認定された年、観光客が急激に増加しました。ところが、それによってゴミが増えるなど環境悪化につながってしまうのです。ゴミ箱すらできる限り設置しないほど自然にこだわるには人数制限も検討する必要があるのです。今後、斜里町では世界遺産というブランドをかざした経済発展を追い求めつつ、自然保護を愚直に維持し続けなければならないという難しいハンドルさばきが求められることでしょう。
 そこで思い返すのが地球温暖化問題。日本はCO2削減を取り決めた「京都議定書」に基づき、主導的に環境を意識した活動を行っていますが、残念ながら米国や中国といった大国の意識はまだまだ経済成長主導のいわゆる開発路線を目指しています。この構図が、このたびの知床半島の自然保護活動とダブって見えるのです。
 環境と経済は相反しがちな存在であり、日本国内でさえどちらに重きを置くかは様々な意見が聞こえてきます。一見矛盾するこの2つのバランスを取りながらいかに個性を表現し魅力を発揮するか。またその中で新潟県のなすべき役割は何か。改めて私たちの未来を問われているような気がしてなりません。 

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2007年09月07日

 視察3日目。午前中、知床遊覧船に乗り込み海岸線沿いから雄大な世界遺産を眺望。大自然そのまんまの姿に圧倒です。
 その後、斜里町内の「100㎡運動」記念館を見学。
 ところで、皆さんは「ナショナルトラスト運動」なるものをご存知でしょうか。これは「自然環境等を経済的な理由での無理な開発による環境破壊から守るため、市民活動等によって買い上げる・自治体に買い取りと保全を求める活動です(Wikipediaより引用)」。アメリカ発のこの運動。「100㎡運動」が正にこれで、呼びかけ当時、朝日新聞の天声人語に取り上げられるまでに発展しました。記念館には、知床の自然を守るべくこうして全国から買い上げられた土地の購入者の名前が連ねられていました。
 斜里町という小さな町が起こした熱情の火が、自然保護に対する想いを全国的に伝播させ開発を阻止したのです。これが感銘を受けずにいられるでしょうか。まさにひたむきな想いから生じた奇跡と言えます。
 一通り館内を見学したのち場所を隣の施設に移し、知床の魅力について報じる映画を拝見。その後、昼食。午後、釧路に向かいます。
 釧路湿原を横切る途中、環境省の施設である「野生生物保護センター」と「展望台」に寄らせて頂きました。センターでは一時絶滅の恐れのあったタンチョウの保護について職員から映像を交えたレク。新潟の「県の鳥」であるトキの保護活動の参考にすべくの勉強です。
 揺られることおよそ3時間30分、ようやく釧路中心部に到着。長時間のドライブが北海道の広さを感じさせてくれます。
 ホテルで小休止後、一同で夕食。魚料理を肴に、先輩議員との懇親で夜が更けて行きます・・。

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2007年09月07日

 視察2日目。朝9時に北海道庁入りし、民主党道民連合議員会の方と政策担当者のお二人から、会派の取り組みについて懇談させて頂きました。
 話の中で痛感したのが、政策調査機能の差。政調が中心となって<住民との懇談・代表質問作成等の政策立案・広報>を会派所属議員が一体となって行う仕組みは大変素晴らしいものです。もちろん新潟県議会に比べ、「自民51・民主40」とどちらも過半数を超えていない拮抗したパワーバランスがあるからこそなのでしょうが、いずれにしても私たち「民主にいがた」も今後参考にしていく必要があります。
 面会終了後、道庁を後にし、向かうは2年前に登録を果たしたばかりの世界遺産・知床(しれとこ)。佐渡金銀山登録活動の一助にすべく訪問しました。
 知床のある斜里町(しゃりちょう)に到着。斜里町役場にお邪魔し、町議長を中心にして職員から世界遺産登録に至るまでの経緯や課題等について貴重なお話を伺って参りました。
 夜、登録にあたって中心的役割を担われた前町長を囲んでの懇親会。お話によれば、登録に至るまでに30年以上かかったとのこと。その中でポイントだったのが、開発の流れに乗じて展望台などを作らずに自然を守り続けたことと、全国からの寄付金をもとに知床半島に残された開拓跡地に森林を再生する「100㎡運動」が功を奏したこと。そして何よりもそこからの登録に向けた地道で懸命な活動です。
 自然をこよなく愛するあきらめない情熱に感銘するとともに、政治家として強烈な薫陶を受けた気がしてなりません。

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