活動

活動

2008年12月18日

活動記

2008年12月18日 慎重審議を要求

 朝いちの高速バスで上越から県議会へ。そのまま執務室に飛び込み事務作業。本日は反対意見表明や、私が事務局長を務める農林漁業WTの会合があるため、資料のチェックなどやることが目白押しだからです。

 10時、厚生環境委員会。本日は付託議案12件・1陳情に対する採決。民主にいがたとしては、「177号議案を除いて全て賛成」と報告して参りました。その後、反対意見を表明。文面はHPの「お知らせ」にアップしてありますのでご覧下さい。
 
 12時、民主にいがた農林漁業WT会議。来月の定例学習会の内容やイベント的集会の開催などについて議論。私からは、条例提案を視野に入れた勉強会や運営のあり方を検討できないか提起して参りました。
 13時、WT勉強会。今回は有限会社「長谷川商店」の長谷川尋紀さまと相談役の本間優さまをお招きし、①米流通業界の概要や業務内容について、②農業が抱えている課題と今後の米業界の展望について、③消費者ニーズと米の可能性について学習。
 長谷川さまは私よりも3歳年下なのですが、その話しぶりから、厳しいコメ状況の中においてもしっかりとした夢やビジョンを抱きつつ積極的に活動する姿が浮かび上がり、聞いていて率直に「若いのにすごいな」と思いました。その中で強調していたのが、米粉の素晴らしい可能性と、消費者ニーズに沿った商品の提供を前提としつつも安かろうばかりでなく「いい米・安全な米は高いもの」という風潮を育む消費者教育の推進でした。
 続いて、相談役の本間さまからお話。長年コメの流通市場に携わられた経験をもとに発せられる言葉は重く、鋭い指摘に満ちていました。特に強調されていたのが、日本も最低保障価格(社会主義的な価格統一ではない)を導入すべきということでした。また、民主党の所得補償政策についても触れ、補償金が農協ではなく実際に農業をやっている方々にきちんとおりる仕組みにすることを忘れてはならないとも指摘されました。
 会議内容や資料等の詳細については梅谷事務所までお問い合わせ下さい。

 本日のWT会議は労福協会館でしたので、終了後、同じ建物の中にある連合新潟をはじめとした労働組合事務所に挨拶。雇用状況について意見交換して参りました。
 その後、執務室に戻り事務処理に終始したのち、明日の12月議会閉会日に向け、宿泊先のホテルへと向かいました。

 本日反対した「新潟県理容師法施行条例及び新潟県美容師法施行条例の一部改正案」ですが、反対したのは私たち民主にいがただけでしたので、明日最終日の本会議では賛成多数で可決・成立するでしょう。ですが、今後これ以上県が「生煮え」のまま条例を提出しないよう、その歯止めとなることを期待します。県民生活に新たに規制を設けるということはそれだけ慎重さを要するはずですから。

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