活動

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2012年09月30日

活動記

平成24年9月29日 そういえば・・・

 昨日の「早急に国土の強靭化を図ることを求める意見書案」に対する反対討論をブログに載せていて、思いだしたことがありました!

 それは、前議会の6月定例会時に私が作成した意見書案を載せるのを忘れていたことです。。。

 最終日に主旨弁明に立たなかったものですからすっかり失念していたのですが、数の論理であえなく否決されたとはいえ、私的には未だに「反対した議員がおかしい」と確信するほどの内容です。

 せっかく一生懸命こちらも夜なべして作ったので、もったいない精神から以下に載せますね(笑)。お時間のある方は、暇つぶしにでもご覧になって下さいませ。

<エネルギーの安定供給確保の推進を求める意見書(案)>

 我が国の一次エネルギー供給源として、石油・天然ガスは60%を担っており、今後も重要なエネルギー源の一つとして位置づけられる一方、その供給については国内資源に乏しくほとんどを海外からの輸入に依存する状況から、安全保障上や供給安定確保の観点で自主開発の拡大と供給源の多様化が重要であることは言うまでもない。

 こうした中、経済産業省資源エネルギー庁は今年6月18日、本県上越沖約50キロ、佐渡の南西約30キロ沖の海底において、石油・天然ガスの商業開発に向け2013年4月から試掘し埋蔵量を調査すると発表した。その面積は約135平方キロに及ぶと見込まれ、海外の中規模油田並み、国内では最大級の油田・ガス田の可能性もあるとされる。大いに期待せずにはいられない。

 また、我が国周辺海域(本県では上越沖)に眠るとされるメタンハイドレート(MH)にも期待が寄せられている。MH資源化プロジェクトは2001年に始まり試掘可能海域の抽出と資源量評価の第1フェーズを経て、2009年より海上産出試験を目指す第2フェーズに移行。平成22年度にサンプル採取及び調査、そして平成24年度末には世界初のMHからのガス産出試験を行う予定である。

 今後の世界人口の爆発的増加に伴いエネルギー需要の逼迫が予想される中、世界規模でのエネルギー争奪戦が繰り広げられていることから、我が国としてはエネルギーの安定供給確保の推進がより一層求められる。

 よって、国においては、下記の事項を一日も早く実現されるよう強く要望する。

             記

  1、国の研究開発機関、産業界、大学等の人材育成に対する取組みの強化

  2、環境に配慮した掘削等、海洋開発技術の研究促進

  3、実験データの信頼性向上に向けたサンプル採取数の増加

  4、海洋開発・利用の早期化へ向けたロードマップ策定および事業実施者に対する融資制度の拡充等支援制度の創設?

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 

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