2010年03月06日

 10時開会の本会議招集ブザーが鳴り、議場へ。すると、議場の入口付近では珍しく県議に対しインタビューを行うテレビ局がいたり、議場内に進めば2階のマスコミ席に多数の関係者がズラリと、滅多に見られない異様な雰囲気で覆われていました。見つめる先はもちろん歴史的瞬間、「佐渡ー羽田航空路開設議案採決」の行方です。
 
 本会議冒頭、昨日行われた建設公安委員会での「否決」報告がなされ、それを受けて討論へと移行。反対賛成のそれぞれの立場から1名ずつの議員が知事に思いをぶつけていました。そして、いよいよ採決。結果は、反対48賛成4と「否決」されました。
 県提出議案の否決は、北村一男知事時代の1956年に県有財産処分に関する議案が否決されて以来54年ぶりとのこと。すごいですね。一方で、54年間「否決」されなかったというのもすごいことです。
 その後、6名の議員によって一般質問が行われました。
 
 午前中の本会議が終わった昼食休憩時、皮肉にも「佐渡金銀山世界遺産登録推進議連」が開かれました。ほぼ全員が議連加入する姿は、佐渡振興が各県議にとって共通認識だということを表していると言えます。佐渡ー羽田空路が否定された以上、別の形での佐渡振興策が求められることでしょう。私としても、県全体の発展はもとより、上越にとっての佐渡の重要性を考えれば、佐渡に目を向けないわけにはいきません。佐渡市民のお声を頂きながら、今後、佐渡振興策を提案して参りたいと思います。
 

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2010年03月05日

 朝いちで上越から県議会へ。執務室に入ると、机の上に「平成21年度2月補正(追加提案)予算概要」のペーパーが。今冬の豪雪対応に向けた道路除雪費計上をはじめとする補正で、14億9300万円が追加されることになりました。これで平成21年度予算の累計は1兆3723億円です。今議会審議中の平成22年度予算案は1兆2207億円で提案されてますが、これも数度の追加補正で膨らみ、最終的には今年度と同じくらいになるんでしょう。

 午前10時から一般連合委員会が開会。午前2名、午後1名の議員が質問に立ちました。それぞれ所要時間は60分。ですので、午後2時には終了しました。昨日の代表連合委員会とは違って、一般は通告すればどの議員でも質問することができるのですが、今議会はたったの3名と少ない!どうしたんでしょうかね。
 
 連合委員会終了後、昨日と同様に建設公安常任委員会が開かれました。お題は「第44号議案-佐渡ー羽田航空路開設に伴う債務負担行為について」。私、別の委員会所属者でありながらも「傍聴者」として委員会室にもぐりこみ、採決の行方を生で見守りました。
 委員長の掛け声で開会すると、各党会派から、それぞれ党議持ち帰り議論した結果を報告。そして採決です。結果、無所属議員1名が起立しただけでしたので、賛成少数で「否決」されました。
 
 明日はいよいよ本会議での採決です。賛成は無所属4名で、残り全員は反対となる見込みの中、提案者の知事はどのような心持ちになるものなのでしょうか。さあ、県議会で54年ぶりの否決という歴史的瞬間に臨んで参りましょう。

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2010年03月05日

 10時から連合委員会が開会。5人以上の会派にだけ質問が許される代表連合委員会です。午前中は「自民党」からひとり、そして午後は「民主にいがた」から佐藤議員が質問に立ちました。それぞれの持ち時間は90分で、一般質問と異なり、この時間内に知事答弁も含めて質疑を終えなければなりません。国会の予算委員会みたいなものですね。
 
 連合委員会終了後、今議会最大の注目案件である「佐渡ー羽田航空路開設に伴う債務負担行為議案」について審議が行うべく、建設公安委員会が開かれました。私は所属委員会が総務文教委員会と異なるので出席は許されませんでしたが、外から委員会室を覗くとマスコミだらけ!一瞬一瞬を捉えようとする独特の緊張感がこちらにもビンビン伝わってきます。

 建設公安委員会終了直後、党議が開かれ、委員のひとりであり質疑に立った市川幹事長から状況説明と結果報告を受けました。その結果、「民主にいがた」としては当初確認していた通り「反対」で一致。明日の建設公安委員会の採決時にこの方針が伝えられることになります。

 党議終了後すぐに上越へ向かい、私が所属するバスケチーム「イクテルス」の練習に参加。やっぱりバスケは最高ですね。いい気分転換になります。

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2010年03月03日

 今日は、朝5時から始まる実践倫理佼成会主催の「記念朝起き会」に出席。誠に僭越ながらも、5分ほどの演壇に立たせて頂きました。
 会終了直後、残った方々で円座になってのミニお茶会がスタート。私の隣に座った方から、本日の新聞一面に躍った「民主党の衆院議員の陣営が北海道教職員組合から違法な選挙資金を受け取ったとされる事件」について見解を求められました。質問の奥底から、その方の民主党に対する強烈な不信感が滲み出ているのを感じ、事件の動向を注視しなければ現段階では何とも言えないという前置きのもと、申し訳なさと、でも期待してほしい、といったような見解を表明。苦しいですね。
 
 このところ、民主党に対する不満をぶちまけてくる方々が多くなってきたことは間違いない。それだけ民主党に対する期待が高い証とも言えなくもありませんが、政治とカネの問題を経て、民主党に対する信頼はもとより、政治そのものに対する信頼が急激に低下しているのではないかと、強烈な危機感を覚えずにはいられません。

 私たち市民・国民がいて政治が成り立っている。一方で、政治があって私たちの暮らしがある。そう考えると、国民と政治とは一体の関係にあると言っても決して過言ではありません。その一方が他方に対し不信感を抱けば抱くほど、バランスを失し、日本は前へと進むことが困難になるのではないでしょうか。

 民主主義国家において、とりわけこれだけのIT化社会においては、政治の信頼感を高めるということは政治・政治家にとって永遠の課題と言えなくもありません。しかし、そうした中だからこそ、私たち政治家ひとりひとりが真剣に襟を正し、地道に信頼を勝ち取っていかなければなりません。「市民の信頼なくして政治なし」。私自身、いち政治家として、この点を肝に銘じて活動して参ります。

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2010年03月02日

 本日は一般質問1日目。6人の議員が質問に立ち、うち3名が私の所属する「民主にいがた」です。
 「質問」と「答弁」の時間を足すと、ひとりあたりおよそ1時間程度かかります。それを見込んで「自民⇒民主⇒休憩」を3セットするのが本会議一般質問1日目の一般的な流れ。従って、10時から始まり、1時間の昼休憩をはさんだ17時半頃が終了予定時刻となります。
 同会派の議員からは質問要旨が配られますが、それ以外の議員については何も配られないため、ただただ耳で議論の行方を見(聞き)守るのみ。これが結構大変なので、本会議が終わるとドッと疲れが襲ってきます。今後、質問者全員の質問要旨を各議員の手元に配布することを是非検討して頂きたいものですね。

 本日印象に残ったのが、自民党が民主党に対する攻撃の手を強めていることです。政権交代以降からそうでしたが、今日は特にそう感じました。政治と金の問題や公約順守に対する姿勢などから鳩山内閣に対する支持が冷めつつある。その中での、先の長崎県知事選と町田市長選の敗北。自民党にとっては、ここをまさに勝負所と捉え反転攻勢に出たいという気持ちの表れなのでしょう。とはいえ、その自民党の支持率も横ばいか低下とジリ貧ですが。
 
 本会議終了直後、緊急党議の招集がかかりました。「一体何だろう?」と考えながら応接室に向かうと、市川幹事長から、福井県議会から打診のあった「北陸新幹線の整備を推進する議員の会」に、「民主にいがた」が加入するか否かについての議題が提起されました。
 遡ること1月中旬、福井県議会の民主党系会派「民主党・一志会」から私たち「民主にいがた」に対し北陸新幹線に関する意見交換会の申し入れがありました。そこで先月の2月11日に意見交換会を上越市にて開催。その際、北陸新幹線の大阪までの延伸を目指す議員連盟の設立の報告を受け、私たちに加入を打診してきたのです。
 結果は、泉田知事が独自の動きをとる中、「民主にいがた」としては、北陸新幹線を巡る状況が一段落するまでは参加を見送るべきとの意見で一致。現時点での加入はなくなりました。

 議連加入について、総論では、同じ民主系会派(つまり仲間)なので参加に抵抗はないが、各論を突き詰めると利害がぶつかる場面が出てきてしまうところが悩ましいところなのです。例えば、本県が要望している「貸付料の地方還元」。開業後JRが国に支払う新幹線貸付料については、国の整備新幹線新規事業費に充てるのではなく、地方負担に見合った配分を行い地方が自らの判断で諸課題(並行在来線問題など)に対応できる制度を構築してほしいと訴える本県に対し、福井県側としては福井までの新規延伸が至上命題だからです。

 政治の主な役割は「調整」にあると考えます。そして、この問題に対してはどこに調整すべくの視点を据えるべきなのか。泉田知事が感じているプレッシャーを、民主にいがたにも改めて突き付けられたような気がしてなりません。

 
 

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