活動

活動

2007年12月09日

活動記

2007年12月8日 親バカくん

 朝起きて久々にわが子を抱くと、長男の体が赤く火照っていて異常なほど熱いぢゃないですか。試しに熱を測ってみるとなんと40度。急いで病院に連れて行き点滴で抗生物質を打ってもらいました。今日は私の長男次男の通う幼稚園が「音楽会」の日なのですが、これで残念ながら長男は欠席。次男のみの参加となってしまいました。
 昼過ぎ、妻とともに長女を抱っこして会場のリージョンプラザへ。そういえばここ最近、妻から「子供たちが歌が上手くなった」だの「大きな声で歌うのよ」といった報告を受けていたのですが、どうやらこの日のための練習のことだったんですね。練習の成果を試すことができない長男の気持ちを考えると切なくなります。
 妻に勧められるがまま「まだ早いんじゃないか」という思いを抱きながらも開演30分前に会場に伺うと、すでにほぼ満席。我が子の晴れ舞台を眼やカメラに焼き付けようとするパパさんママさんや祖父母さんの熱気で埋め尽くされていました。それでも、妻と離れ離れとはいえ、なんとか2人分の席を確保。固唾をのんで開演を待ちます。
 そしていよいよ開演。年長組による笛の無い鼓笛演奏からスタートし、お次は全児童による合唱。そしていよいよわが子の出番です。その開演を告げるどん帳が上がると、次男がいきなり舞台から楽屋目掛けて駆け出しいなくなってしまいました。次男よ、なぜに・・・。もちろん演奏は次男を待つことなどせず、園児たちの弾けんばかりのパワーが舞台を覆います。
 いなくなってから5分ほど経ったでしょうか。演奏と演奏の合間のタイミングを計り次男が駆け足で戻ってきました。後で知ったのですが、どうやらトイレだったようです。そういえば、戻ってきた時の顔はどことなくスッキリしていたね、次男よ。
 それにしても、わが子の活き活きとした活躍の姿はこんなにも嬉しいものなんですね。まさしくこれが親バカというものなのでしょう。こちらの居場所に気づいてもらうべく、次男に向かって必死で手を振ってしまいました。
 次男の出番が終わるとすぐに家に戻り、長男の看病と事務処理。夕方から2件の会を掛け持ちして一日が終了です。
 今日一日、いかに自分が親バカくんだったかということを改めて痛感させられる日でございました。

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