2008年04月16日
2008年4月14日 委員会視察一日目

 今日からの1泊2日、私の所属する厚生環境委員会の県内視察が行われます。その第1日目となる本日の視察場所は「新潟市民病院」と「社会福祉法人玉成会の各じょんのび施設」の2つ。多くの場所を駆け足で見るよりも、少しゆとりをもってしっかりと着実に見ようという委員長の配慮が光ります。

 まずは「新・新潟市民病院」。もともとあった新潟市民病院が老朽化したことを受け鳥屋野潟南部に移転新築し、昨年11月1日に開院したばかり。出来立てホヤホヤの病院です。
 一歩中に踏み入れると、最新の設備で彩られた素晴らしい造りに目を奪われます。徹底的に患者のことを考えた建築設計、救命救急の機能拡充、母子医療センターや子ども病棟の新設、電子カルテの導入による待ち時間の短縮など、まさに目をみはるばかりの新病院。新潟市民にとって「命の安心」ができたことは非常に喜ばしいことでしょう。
 新病院の効果はこれだけではありません。おそらく近い将来、病院を中心に新たな街ができるでしょう。どのようなまちづくりがなされるのか。注目です。

 市民病院視察後は昼食。そして次なる視察先へと向かうべく糸魚川へGo。社会福祉法人「玉成会(ぎょくせいかい)」の取り組みを伺って参りました。
 まずは、近日オープンのユニット型特別養護老人ホーム「じょんのび掌(たなごころ)」を視察。当初ここは予定に入っておりませんでしたが、理事長の要請で急遽拝見させて頂くことに。できたての真新しさと広さの光る施設ですが、中でも目に付くのが約800万円かかったという全身丸洗い機(正式な名称は分かりません)。寝たきりの方が寝たままにしてシャワーを浴び、93%近くの体の汚れを除去できるという優れモノです。介護の中でも非常に難しいと言われる入浴ですが、これがあれば負担もだいぶ軽くなりますね。
 次に、場所を更に奥地に移し、小規模多機能ホーム「おまかせじょんのび」と「グループホームじょんのび」を視察。先ほど訪れた「じょんのび掌」に比べると、かなり古めかしい印象です。
 一通り現場を拝見させて頂いた後、理事長からのヒアリング。そのお話を伺ったところ、介護現場はまさに「野戦病院」の様相を呈しているとのこと。介護福祉のリアルに触れ、改めて愕然とさせられます。
 理事長が強調されていたのが過疎地域対策でした。玉成会のある場所は、人口減と少子高齢化の急速な流れに歯止めをかけられずにいる過疎地域。そこで、こういう地域にこそ行政のテコ入れをするべきではないかという指摘を頂戴しました。私の考える政治の役割とは、光のあたりづらい場所・あたらない場所にこそ光を当てること。財政難という名目のもとでこうした過疎地域への配慮がおろそかになることは問題です。県議会議員として、理事長の言葉を重く受け止めさせて頂きます。
 
 以上で本日の視察は終了。宿泊先へと移り、全委員集っての懇親会。先生方によれば、来る6月議会で委員長を始めに委員メンバーが変わる可能性が大だとか。だとすればこのメンバーでの視察はこれで最後ということになります。1年ほどの短い期間ではありましたが、委員長ならびに副委員長のお人柄や、大先輩議員の方々の温かなご配慮のお陰様で、様々な勉強をさせて頂くことができました。そんな私たちを支えて下さっている県民の皆さんに心から感謝です。

Comments are closed.